膝の痛みや不具合に対して整形外科的治療として、ヒアルロン酸を関節包内に注射する方法がよく用いられているようです。
足つぼ・整体 ゆめとわ
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ホームページとは違った、より臨場感のある情報をお届けしたいと思っています。 また、テーマも整体の枠を飛び出してみたいと思います。 ホームページは以下です。 http://yumetowa.com/ お問い合わせはメッセージ欄でお送りください。
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手の指を動かすと痛みを発する症状に腱鞘炎(けんしょうえん)があります。また、指を曲げ伸ばしするときに関節が引っ掛かって動きがギクシャクしたり、指を曲げた状態から伸ばそうとしてもなかなか伸ばすことができす、急にカクンとなって伸びるような、スムーズな指の曲げ伸ばしができない“バネ指”と呼ばれる症状があります。ともに腱と腱鞘(けんしょう)に関係する症状です。
ここで、“腱”と“腱鞘”について少し説明させていただきます。
腱は、筋肉の延長線上のもので、骨に付着する部分を言います。筋肉はそれ自身が伸び縮みをして骨格を動かしますが、それが骨に結合する部分では腱と呼ばれる結合組織(伸び縮みしないとされている)に移行します。腱の太さや長さは筋肉によって様々ですが、手指や足趾の運動に関わる腱はとても長いものになっています。
例えば手の指を曲げる筋肉に浅指屈筋・深指屈筋がありますが、その筋肉の中心部分(筋腹)は手ではなく、前腕(肘~手首までの部分)にあります。これらの筋肉は手首の手前で細い腱に変わり、各指につながります。ですから手のひらには腱しかないということになります。(手には手首を超えた部分(手根)から始まる短い筋肉もあります。)
手指や足趾につながっている腱は、操り人形を操作する紐のようなものだとイメージしていただいてもよいかと思います。そして手や足の内部では、これらの腱がスムーズに動くことができるよう、腱の一つ一つがそれぞれの腱鞘(けんしょう)というトンネルにくるまれています。つまり指を曲げ伸ばしする動作は、腱鞘というトンネルの中を腱(紐)が往ったり来たりしているという姿に他なりません。
腱鞘の内部は腱がスムーズに動けるよう非常に滑らかになっています。ところが何かの理由で腱と腱鞘の間で摩擦などが生じますと、そこが炎症が起こし腫れたり痛みを発したりするようになってしまいます。そしてこれが腱鞘炎の始まりです。また、腱が腱鞘の中で引っかかってしまい一時的に動けなくなってしまうと、バネ指の状態になってしまいます。
腱と腱鞘の関係は、腱鞘という滑らかなトンネルの中を腱がスベリながら往ったり来たりするという関係ですが、腱鞘が何らかの理由で捻れたり歪んだりして本来の在り方ではなくなりますと、腱と腱鞘との関係に歪みが生じます。するとどこかに摩擦が生じて軽い炎症が起きることになります。軽い痛みを感じるかもしれませんが、それを無視して、あるいは我慢して同じように使い続けていますと、炎症が悪化して痛みが増し、腫れが生じるようになります。腱鞘が腫れ(内側に膨らむ)ますとそれだけで腱を圧迫した状態になりますので、腱の動きは制限された状態になってしまいます。それでも腱を動かし続けていますと炎症はどんどん悪化して、じっとしていても痛みを感じるようになり、ちょっと動かすだけで猛烈な痛みを感じるようになってしまうかもしれません。また、炎症は周りの組織にも拡がりますので、外見的にも腫れが目立つようになると思います。ここまで症状が進みますと、本格的な慢性的腱鞘炎です。
腱鞘は手指と手首、足首にたくさんありますので、腱鞘炎を起こすのもこの部位になります。そして私たちは手指をたくさん使いますし、手首や足首も頻繁に動かしていますので、これらの関節は歪みやすい傾向にあります。
実際、手首で手が内側に捻れている(回内位)人はたくさんいますし、親指の関節が捻れている人もたくさんいます。このような人達は腱鞘もそのような状態になっているわけですから、腱鞘炎予備群と言えるかもしれません。手首や親指を内側に捻るような動作を続けていますと、炎症を起こす可能性は高いと思います。
私は職業として毎日いろいろな人の手を見ていますので、手指や手首が捻じれていることはすぐに解りますが、一般の人は自分の手指や手首が捻れているかどうかは判断できないかもしれませんが、毎日パソコン業務をしている人、包丁をたくさん使っている人、文字を書くときに親指と人差し指に力を入れてしまう人、そして最近ではスマホゲームで親指を頻繁に使っている人は間違いなく内側に捻れています。ですから、そのような人達は一日の終わりに手首を反対側に捻るストレッチなどを行っていただきたいと思います。
腱鞘炎もバネ指も腱と腱鞘の関係ですから、施術は同じようなものになります。
施術の基本は腱鞘の捻れを解消するために関節の捻れや歪みを解消することです。そして、まずは症状の起こっている部位を整えるようにしますが、その関節の問題だけでなく他の関節が歪んでいることが大元の原因になっている場合も多くあります。
私のところに最初に来店された時は、カルテのようなものに自筆で記入していただきますが、その様子を見ながら手の使い方を観察することがあります。親指と人差し指に力を入れてペンを持っている人が意外に多いのですが、このような人達は手首が捻れやすいと言えます。デスクワークのほとんどをパソコンで行っている人は常に前腕(肘から先)を内側に捻った状態(回内位)で指を動かしていますので、そうするための筋肉(回内筋、方形回内筋)がこわばった状態になっています。すると手首も同じように内側に捻れていますので、親指のつけ根の関節(CM関節)が落ちてしまったような歪み方をしています。この状態で手指を使っていますと腱鞘炎になる可能性が高まります。
腱鞘炎やばね指に限らずからだの不具合は、症状が出た後、速やかに対応すればすぐに改善できると言えますが、我慢に我慢を重ねてこじらせてしまった場合は、すぐに改善するとは言い切れません。
症状がでてから整形外科を受診し、それでも駄目で何件かの接骨院に行き、発症から何ヶ月も経ってから私のところに来店されるという人が実際のところほとんどです。何とか1回で痛みを感じない状態にしたいと思いながらいつも施術にあたっていますが、慢性化して、器質的に変化してしまったものは、そう簡単にはいかないというのが正直なところです。
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中高年の女性に多く見られる、手指の第一関節が腫れて曲がってしまうヘバーデン結節は学問的に原因がよくわかっていないようです。症状の進行過程においてはかなりの痛みを伴いますが、来店される人たちの話によれば、整形外科では「曲がりきってしまえば痛みは消えるから‥‥」と言われ、改善は半ば諦めるしかないような雰囲気を感じ取るとのことです。
40歳くらいになりますと、それまでしなやかだった手や手指が次第にゴツゴツし出し、中年の手に変わっていくのは仕方のないことであるかもしれません。しかし、いつまでもしなやかな手でいたいと願う女性心理をもっと汲み取って、医学界はなんとか改善に向け努力していただきたいと思います。
さて、ヘバーデン結節になってしまった人、あるいはその傾向を持っている人に対し、私が行っている施術について説明させていただきます。
ところで、私たちは冬場の寒い時期など布団に入っても最初の内は寒いため体を丸めたくなります。縮こまってからだの温度を逃がさないようにしようと無意識に行います。この状態を筋肉にあてはめて考えますと、からだの屈筋(腹側)を縮め、伸筋(背側)を伸ばして体温の放出を防いでいる、となります。夏場の暑い時期は反対に腹側を伸ばして体温を放出しようとします。
私はからだのこの根本的な原理がヘバーデン結節改善のためのヒントになると考えました。「きっと指が縮みたがっているんだ」と考えたのです。
さて、ヘバーデン結節は第一関節が腫れて痛みだし、やがて指先が曲がってしまう症状ですが、それは深指屈筋が縮んだ状態になっているのに浅指屈筋が縮まないために次第に第一関節が詰まってしまうからではないかと私は考えました。詰まり方が激しくなりますと関節で炎症が起こりますので痛くなります。そして詰まり方も限界を超えますと指先は第一関節で曲がった状態になって安定しますので、炎症が治まり痛みが消えるのではないかと思います。
ですからヘバーデン結節を改善するためには、縮んでしまった深指屈筋が伸びるようにすることです。深指屈筋が伸びれば第一関節の詰まりは解消しますので、痛みが消失するとともにやがて腫れもおさまります。指先がすっかり曲がってしまった場合は、関節の変形という問題も絡んできますので深指屈筋を伸ばすことだけでは解決しませんが、それでもだいぶ楽になることでしょう。関節のこわばりをとる施術をしばらく続けていれば、次第に指が伸びる状態にもっていけると考えています。
深指屈筋は体のなかで一番深層の筋肉ですから、同じ深層筋の影響を受けます。これまでの経験で申し上げれば、腹筋の深い奥の部分のこわばりを改善しますと指先の詰まりは改善されます。“あれほど痛かった指先”が15~20分、お腹を施術するだけで解消されるようになります。
そして、腹筋の深部がこわばってしまう原因としても最も多いのはお腹の冷えですが、寒いとからだを丸めて縮こませてしまうのと同様、冷えると深層屈筋は縮みたがってしまうのです。
上記の場合以外では、足の指先が曲がっている人は手指先も曲がりやすい傾向があります。
筋肉は連動しますので、深層筋は深層筋とつながりやすい傾向があります。外反母趾・内反小趾の他、足裏全体で上手く立てない人は足の指に力を入れて(指先を曲げて)からだを支えようとします。その状態が長く続きますと、寝ていても足の指は曲がったままの状態になってしまいます。つまり足指の屈筋が慢性的にこわばった状態になってしまったのです。そしてそのこわばりは連動して、腹筋をこわばらせ、手の深指屈筋をこわばらせてしまう、という可能性も考えられます。
中年の女性が「左手小指の第一関節が腫れて痛い」ということで来店されました。整形外科のレントゲンで確認したところ骨には異常は認められないとのことでしたが、同時に、医師からヘバーデン結節の疑いが濃厚であると言われたようです。小指の第一関節は腫れて小指先が少し曲がっていましたが、中指と薬指の第一関節も詰まった状態で赤くなっていて、確かにヘバーデン結節の初期段階であることが確認できました。
10年ほど前に、左手小指先を打撲して腫れ上がり、それから指先が曲がってしまったとのことですが、打撲した時を除いて10年間「特に痛みは感じなかった」とのことでした。痛みを感じるようになったのはこの1ヶ月くらいで、症状の原因は思い当たらないとのことでした。
施術は、まずヘバーデン結節状態を解消することから始めました。ヘバーデン結節の初期段階にある指は中指、薬指、小指ですが、これらの深指屈筋は尺骨側から出ています。ですから、尺骨の状態は関係します。普通の状態であれば、尺骨の手首近くの突出(豆状骨)は小指の延長線上に薄ら膨らんだ感じで存在しています。ところがこの女性の場合、その位置が薬指の延長線上であり、手首から少し離れた場所にあり、更に大きく突出していました。つまり尺骨がかなり捻れた状態になっていました。そして、その原因の一番は、上腕骨の背側にあります上腕三頭筋長頭(じょうわんさんとうきんちょうとう)が強くこわばっていて尺骨を引っ張り上げていることでした。
上腕三頭筋長頭は仙骨や足の母趾の伸筋(長母趾伸筋(ちょうぼししんきん))と関係していますので、「左足や足首に何かありませんでしたか?」と尋ねてみました。すると、年末(2ヶ月前)に捻挫したとのことでした。さらに3年程前に母趾の先、爪との境辺りに物を落として骨にヒビが入ったことがあったと仰いました。
「これがヘバーデン結節の大きな原因だ」と私は思いました。そして外くるぶしの後側、捻挫で伸びてしまった靱帯に施術を行い、母趾先の骨折したところに施術を行いますと、上腕三頭筋長頭のこわばりは解消して、尺骨の位置がかなり改善し、中指、薬指、小指の指先の詰まりは改善しました。第一関節部分が赤く腫れぼったい感じだったのですが、それも消失しました。
そして、それから10年前に打撲して曲がって閉まった小指の第一関節に対して施術を行いました。こちらの方は、一回の施術で解決できる状態ではありませんでしたが、ヘバーデン結節状態が解消されたことで、強く圧しても、動かしても痛みを感じることはありませんでした。
以上で、この女性が来店された目的は達成したのですが、私はどうしてもこの女性の手や腕の使い方が気になっていました。この人は母指と人差し指を中心にして手を使う状態になっていました。普段、筋トレが好きで軽いバーベルを持ち上げるようなトレーニングもしているとのことですが、傘をバーベルに見立てて、両手で持ち上げる動作を繰り返していただきますと、案の上、母指球側でバーベル(傘)を支えるように動かしていました。このような人は脇を開けた状態で肘の曲げ伸ばしを行いますので、前腕(肘から下)が内側に捻れやすく母指と人差し指を中心に手を使ってしまいます。そして、この癖も尺骨を捻れさせる原因になります。
このような場合、「小指側を中心に力を使ってバーベルを持ち上げたり、包丁を持ったりするようにしてください」とアドバイスすることで簡単に済ますこともできますが、実際のところ、からだの状態だが狂っていますので、このような使い方しかできない状態になっています。ですから、やはりこの状態も改善しなければなりません。
「いつ頃からペンの持ち方がおかしくなりましたか?」と質問しました。なかなか思い出せないようですので、「子供の頃からおかしかったですか? それとも大人になってからですか?」と再度尋ねますと、「そういえば三年ほど前に、右脚の太股の裏側を伸ばしたことがあって、それからかなぁ?」と仰いました。
それで、太股の裏側を確認しますと肉離れ状態が残ったままになっている部分を発見しました。そして、その部分を手当てしますと、自ずと小指側に力が入って物を掴むことができるようになりました。バーベル(傘)の持ち方や上げ方にも変化がでたのを自覚されました。
この女性は東京の大田区にお住まいですので、2時間半くらいかけて来店されました。当初予約をされた時点では「小指だけのことなので短時間の施術で」ということでしたが、実際には左足の母趾先骨折部分、左足首の捻挫痕、右太股裏の肉離れ痕、の三箇所を施術することになりました。
たかが小指先のヘバーデン結節のこと、「そんなにたくさん施術することもないだろう」とお考えになるかもしれませんが、いろいろな状況が折り重なってヘバーデン結節状態になっているということがわかるケースでした。
この女性のケースでは尺骨の状態がおかしくて深指屈筋でも尺骨に関係の深い中指、薬指、小指がヘバーデン結節の初期状態になっていましたが、橈骨の状態がおかしくなった場合などでは、親指や人差し指がヘバーデン結節になる可能性が高くなります。
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五十肩(肩関節の異常)の四つの項目
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