ゆめとわのblog

ホームページとは違った、より臨場感のある情報をお届けしたいと思っています。 また、テーマも整体の枠を飛び出してみたいと思います。 ホームページは以下です。 http://yumetowa.com/ お問い合わせはメッセージ欄でお送りください。

カテゴリ: 体力・免疫力

 さまざまな健康食品や健康器具、ヨガや体操や呼吸法など、世の中には“からだに良い”と提唱されているものがたくさんあります。しかし、これらの多くは時の流れとともに、過ぎ去る雲のごとく次から次へと移り変わっていきます。“真実はどこに?”、“本当に良くて自分に合うものは何なのか?”と思われている人も多いに違いありません。

 さて、私は体に合うもの、体を強めてくれるものを見分ける方法として、筋肉の働きが良くなるか弱くなるか、という視点で判断する方法を採用しています。筋肉の働きが良くなるということは細胞の働きが良くなるということですが、私たちの体を作っている細胞の一つ一つは誠に知性に溢れていると考えています。
 私たち個人は心を持っていますので、冷静な状況判断より感情的に“好きか嫌いか”という面を優先させる傾向があります。“お酒の飲み過ぎは体に悪いということはわかっているけど、その場の雰囲気で止められなくなる” 、“夜更かしが体に良くないことはわかるけど、ついつい夜更かししてしまう”。感情を優先させて物事を決めてしまう選択は、まだまだたくさんありますが、心を持っている以上、仕方がないという見方もできます。。
 しかし、私たちの体を構成している細胞自体は感情を優先させるようには働いてくれないようです。私たち人類の歴史は数百万年とか一千万年とか考えられていますが、私たちの体をつくっている細胞の歴史は数十億年とされています。つまり人類よりも遙かに昔から地球や宇宙のことを知っているということです。細胞はしゃべってくれないし、とても小さいので、私たちは彼らを無視しているような行動をとっていますが、考えてみますと彼らの方が私たちよりも知性という面では賢いのかもしれません。

 体を癒すセラピーとして音楽療法や芳香療法、カラーセラピーなどがあります。これらはリラクゼーションに関係しますので、精神的・心理的側面が強いセラピーだと考えている人が多いと思います。しかしながら、これらは細胞の働きに直接影響をあたえるフィジカル面でのセラピーでもあるという話を今回はしてみます。
 私は時折“色”を使ったりします。ペンダントに何色を使ったら良いのか? ブレスレットは何色にした方が体の力が強まるのか? それらを精神的・心理的な面ではなく、あくまでもフィジカル面で検証して提案しています。アロマオイルを使っている人には、自分の好みのオイルを持参してもらい、それを体の何処に使えばより効果的に体の働きを補い高めてくれるのか、などというアドバイスもしています。「眼精疲労対策のそのアロマオイルはこめかみではなく、耳のここに塗った方が良い」ということを実際に実感してもらいながらアドバイスさせていただいたりしています。(私自身は整体施術でアロマを使うことはありません。)

エキセドリンかロキソニンか?
 私の母はリウマチだった影響で左の膝が変形性膝関節症になっています。天気が悪いときや歩きすぎた後などに時々左膝が痛むようで、鎮痛薬を服用することがあります。バファリンやエキセドリンはかなり昔からある市販の鎮痛薬ですが、母の頭の中にはその二つの薬が鎮痛薬としてしっかりと定着しています。最近まで通っていた大学病院では鎮痛薬としてロキソニンを処方されていたのですが、ロキソニンには何故か不信感があるようです。きっと“思い込みの回路”によるものだと思います。
 以前に、母の頭がどうもスッキリせずお腹の調子も悪く、すぐに顔も歪んでしまうようだったので服用している薬を全部検査したことがあります。私は毎日、筋肉の働きが“良くなる”、”悪くなる”といった仕事に従事していますので、薬が“その時の体”に“良いか”、“悪いか”といった検査をすることは至って簡単なことです。但し、リウマチという“病気”や“病状”そのものに対して良いか悪いかを判断することはできません。あくまでも体全体に対してということです。
 私の検査の結果、エキセドリンもバファリンも母の体の働きを弱めてしまうことわかりました。ロキソニンは何の影響もない感じでした。ですから、それ以来エキセドリンとバファリンの服用は禁止にしました。他にも処方薬の中に体の働きを弱めてしまうものがありましたが、それはリウマチのための薬だったので服用を続けてもらいました。
 その後、大学病院の診断で“リウマチは寛解した”と連絡を受けましたので、それからはロキソニン以外の薬は全部服用を止めてもらいました。しかし、たまに朝会ったときに顔が歪んでいることがありました。最初の頃は“どうしてかな~?”と私も頭を悩ませていましたが、ある時いろいろ追求していくと、私に内緒でエキセドリンを購入して服用したことがわかりました。
 “思い込みの思考回路”はなかなか手強く、私が丁寧に説明しても、その時は「わかった」と言いながら、膝が痛むとロキソニンがあるにも関わらずついついエキセドリンを購入してしまいます。そんなことが何回かあったので、本人にもわかるようにとテストをしました。薬がお腹に入ったことを仮定して、写真のようにお腹の上に薬を乗せた状態で体がどう変化するかを実感してもらうテストです。
 
薬がお腹に入ったときの体調変化を見るテスト

 お腹の上にエキセドリンを置くと数秒で開いた上瞼が次第に下がりだし、眼が霞み出したということです。その後、頭の中がボヤーッとしだしてなんとなくフワフワする感じがし出したということでした。まさしく体が不調の時の状態が再現されのです。しかし、薬を外すとすぐにそれらの症状は消えます。
 次にロキソニンをお腹に乗せましたが、30秒くらいたっても何の変化も感じられないと言うことでした。これで本人もエキセドリンとロキソニンの違いについて実感して理解したようです。少し認知症のある母の頭にこのことがしっかり記憶されることを祈るのですが。

 この簡単なテストはアレルギー反応を検査するパッチテストに通じるものがあります。ですからことさら変わったものではありません。しかし、たどり着く結果の意味合いは異なります。パッチテストはアレルギー反応を起こす物質を特定するもので、体の機能がどうなるかは範疇にありません。アレルギーに対する対策の見解にもいろいろあると思いますが、体が弱まったときにはアレルギー反応を起こす物質が増える傾向があるように思います。つまり体調が悪くなるとアレルギーがひどくなり、体調が良くなったり、体力が増強するとそれまでアレルギー反応を起こしていた物質も平気になったりします。免疫系がしっかりしてくるとあまりアレルギーを起こさなくなるということでしょうか。
 今回行ったテストは細胞の働きを判断するものです。その物質を体内に入れたときに細胞の働きが強まるのか、弱まるのか、あるいはどちらでもないのか。ですから、仮に母がエキセドリンを常用したとしますと、体の機能は次第に低下するため免疫系もおかしくなる可能性がでてきます。するとそれまで何でもなかった物質に対しアレルギー反応を起こすようになってしまうかもしれません。現に、母は何十年も食生活の中にニンニクをとりいれていましたが、少し前からニンニクが体に合わなくなっていました。昨年末の病気と入院とでやはり体が弱くなってしまったからだと思います。

 このテストは非常に単純です。注意深く自分を観察する思いさえあれば誰でも、それが、その時の自分に合っているのか、合っていないのか、それがすぐにわかります。そして、その結果は私たちの好き嫌いの感情とは関係ありません。私たちの体の細胞が即座にYESかNOかの答えを出しているということです。その内側からの答えによって、心地良くなったり、あるいは気分がすぐれなくなったりという感情が現れることはありますが、お酒を飲みたいという感情に細胞が同意して、お酒を飲むと体の機能が良くなるというものではありません。もちろん心理的ストレスの解消によって、体の働きが良くなることは十分考えられますので、適量のお酒は良いのかもしれませんが。

 今回は薬を例に取り上げましたが、薬は本来病気を治すためのものです。ですから、このテストによって例えば血圧の薬が体の働きを弱めるからといって、現在病的な高血圧であるならば、やはりその薬は服用すべきだと思います。しかし、それほど高血圧でもないのに、”予防のために”などという思いで常用してしまうことは良くないことだと思います。私の母もそうですし、もしかしたら私もそうなのかもしれませんが、私たちは往々にして”思い込みの回路”に縛られてしまい、体や心に良くないことを続けているのかもしれません。

 太陽光線は虹の七色に象徴されますが、光(可視光線)は遠赤外線と同じ電磁波というエネルギーです。つまり色はエネルギーです。身にまとう洋服の色は日々変えている人も多いですが、身につけるアクセサリー類は毎日同じ物であることがほとんどだと思います。ですから、その選び方には慎重になってほしいと思うことがしばしばあります。
 これまで実際に、ペンダントやブレスレットが原因で歯ぎしりや噛みしめの癖をもち顎関節症になっている人や体調が優れない状態の人を見てきました。それを外すだけで体の悩みが解決してしまうこともありました。アクセサリー類は石や材質やデザインも大切ですが、体にとっては色がとても大切だと私は考えています。ペンダントとして胸や頸に置く色、ブレスレットとして手首に置く色、お臍にピアスをするなら、その色も体の働きに影響を与えます。もちろんイヤリングも。
 アロマオイルは香りだけでなく、成分自体も体の働きに影響を与えます。私はほとんど無知の分野ですが、音楽療法も然りだと思います。リズムや音量も大切なはずです。
 
 体の健康を考えるとき、好みや心情的な面だけでなく、自分の細胞が何を欲しているか? という側面でも考えて欲しいと思います。

 時々股間が本来の状態よりも広がった人をみます。そんな人は下肢に力がなく、骨盤も不安定に感じます。
 免疫力が落ちて病院で治療しても婦人病がなかなか治らない、という方が尋ねてきたことがありました。婦人病を整体でどうにかするというもの、一瞬考えてしまうことではあります。
 ところで“免疫”という言葉ですぐに思いつくのは胸骨です。胸骨の裏側には胸腺があって、胸腺は免疫力にとって大切な存在です。花粉症や喘息などアレルギー性の症状、鼻炎や扁桃腺炎、なかなか治らない風邪などの時には必ず胸骨を整えることにしています。
 ところが婦人病は骨盤内臓の問題ですから、骨盤に関係するところに何か問題があると思い体を詳しくみていきました。いくつか気になりことはあったのですが、中でも大腿骨が大きく外にずれていて股間がとても広くなっているのがとても気になりました。大腿骨を外に引っ張る筋肉はいくつかありますが、この方は小殿筋というお尻の外側一番深いところにある筋肉と大腿筋膜張筋という骨盤の側面にある筋肉がこわばっていました。そして股関節の内側奥にある短内転筋がゆるんでいました。それらが原因で大腿骨が大きく外にずれていたのです。それら筋肉の変調を整えて股関節を本来の状態に整え、顔や胸を整え、全身の筋肉がしっかりする状態にしました。果たしてこれで婦人病に効果があるかどうかわかりませんでしたが、2週間後にもう一度来ていただくことで初回の施術を終えました。
 2週間後、様子を伺うと「病気の方はだいぶ良くなった」と言うことでした。そしてその時施術をしましたが、その後いらっしゃらないので、たぶん病気は良くなったのだと思います。
股間が広がった状態

 今日は、冬になると手のひらと足裏と腋の下に汗をかいてしまうという方が来ました。この方は以前は顔の整体で来ていた方です。他の整体院で、簡単に言うと、顔を壊されて私のホームページを見て来られた方です。何回か施術をして顔の方はすっかり良くなり、一月以上前に施術を終えた方です。
 精神的に緊張すると手のひらに汗をかくのは自然なことですが、なんでもないのに手のひらと足裏に汗をかくことは、中医学では要注意事項になっています。体の芯の力が弱い、つまり虚弱体質の一つの症状として考えられています。実際、このような方は基礎体力が弱いです。高校の野球部に所属している活発な男子も来ていますが、この男子も手のひらと足裏にダラダラと汗をかきます。野球を熱心にしているだけあって瞬間的な力は強いのですが、粘りが効きません。どうも若い世代にこういう問題を抱えた人が多いようですが、私は食事で“噛むことが足りない”ことが根本原因としてあるのではないかと思っています。“一口30回噛む”、私が小学生の頃、先生が給食の時間にいつも言っていましたが、私はそういう教育を受けられたことに感謝しています。

 さて、今日来られた方も股関節がだれーっとして力なく、股間が少し広がっていました。さらに肩関節も力ない状態で、一月前にしっかりしていた状態はどこに行ってしまったの? という感じを最初に受けました。結局、この方はお腹=腹筋の問題で肩関節も股関節もあまくなっていたのですが、話を聞くと「湯船に浸かっていない」ということでした。お腹が冷えて腹筋の働きが悪くなり、腕と脚の働きも悪くなったため、肩関節も股関節もゆるんでしまったのです。「女性には言いづらいですが」と前置きして、「ガバッとした体になっていますよ。歩き方もガバッガバッという感じではないですか?」と言いました。
 お腹に20分くらい手を当てて腹筋を調整することで、体が別人のように締まってきました。その他に骨盤を調整して施術を終えました。帰って行く歩き姿を見ますと、高いヒールの靴ではあったのですが、とてもスマートに歩いていました。

 手のひらや足裏の汗の原因については、医学的には、おそらくよく解っていないのだろうと思います。私がこれまで施術した経験で言いますと、だいたいは改善しますが、中には上手くいかない場合もあります。
 “汗”ですから、水の代謝に関係しているので、静脈やリンパの流れは大いに関係すると思います。さらに筋肉の働きに粘りが足りないという状態を考えますと、咀嚼の在り方が大いに関係します。そして今回のように股間が広がっている状態を考えますと上半身と下半身の連携が悪いとか、あるいは体幹と四肢の連携が悪いということも関係するのではないかと思います。

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