ゆめとわのblog

ホームページとは違った、より臨場感のある情報をお届けしたいと思っています。 また、テーマも整体の枠を飛び出してみたいと思います。 ホームページは以下です。 http://yumetowa.com/ お問い合わせはメッセージ欄でお送りください。

2017年01月

 Aさん:「9年前、長男を出産してから噛みしめるようになってしまい、朝起きると手まで握っていることが多くなり、しょっちゅう頭痛と顎の不調に悩まされているんです。」
 私:「自然分娩だったのですか?」
 Aさん:「最初の出産は帝王切開でした。二人目は、お腹を切ることは良くないと聞かされたので、無理して普通分娩にしたんですけど。」

 Aさんの方の今回の来店の主目的は、噛みしめによる顎の不調、後頭部の頭痛、左が向きづらい首の不具合を解消して欲しいというものでした。その他に、下の歯茎が年々薄くなって後退しているので、将来歯が取れてしまうのではないかという不安を抱えています。彼女は子供の頃から顎が小さく、歯並びが悪かったので抜歯による歯科矯正をしています。そして弱い側弯症でもあります。
 歯茎の後退は歯列矯正の影響が大きいと私は思います。抜歯を伴う矯正によって歯茎がゆるんでしまったままになっていることはよくあることですが、それによって噛みしめ癖になってしまったり、舌が硬くなって動きが悪くなるなどの不調がもたらされているケースは多いです。

 頭痛と噛みしめはセットになっているといっても過言ではありません。ですから噛みしめ状態と噛みしめてしまう癖の両方を何とかしないと本質的な問題の解決には向かいません。
 噛みしめ状態に対する考え方は二通りです。一つはこれまでの噛みしめが蓄積してそしゃく筋がコチコチに硬くなっていることです。これは単純な肩こりと一緒で、指圧によってほぐすことで対応し、改善することができます。
 もう一つは、自分では力を使っていないのに筋肉が勝手に収縮して噛みしめ状態になってしまうことです。からだの他の部分からの影響で自然とそうなってしまうので、その原因を解決しなければなりません。
 そして、その原因の一つとして歯科矯正による歯茎の弱さがあります。Aさんの場合、下の両側の小臼歯部分の歯茎がとても弱く、そこがしっかりするように施術しますと噛みしめ状態を起こしている咬筋の一部がゆるんで収縮から解放されました。
 しかし、歯茎への施術だけでは全部が解決するわけではなく、収縮状態が残ってしまいますので他にも原因があるということになります。そこで、もう少しお話しを聞いてみますと、冒頭の「9年前、長男を出産(帝王切開)してから噛みしめるようになってしまい、朝起きると手まで握っていることが多くなり、しょっちゅう頭痛と顎の不調に悩まされているんです。」という話しがでました。
 “帝王切開”、幸い縦方向にメスを入れているとのことでしたので、まだケアが楽です。帝王切開に限らず手術痕の影響でからだが不調になることはよくあることです。
 「では、私は隠れていますので、このテープをメスが入ったところ(縫合されている)に貼ってください。」と言って、ニチバンの最も粘着力の弱い絆創膏を貼ってもらいました。その後でそしゃく筋の状態を確認しますと、収縮状態はすっかり解消されて、顎のエラ部分(下顎骨)が少し下がった感じになりました。
 あとはこれまでの噛みしめで蓄積された強い凝りをほぐす施術を行いました。それで頭痛はすっかり解消し、首のコリも含めてからだ全体からこわばりによる緊張感が取れました。

帝王切開のテープケア

 少し前の投稿で、噛みしめ癖になる原因にエネルギーの循環不良があると記しましたが、帝王切開に限らず手術痕はエネルギー循環を弱めてしまう可能性が高いです。からだには微弱な電流が流れています。神経の働きは電気信号の伝達ですから、電流の流れが悪いところがありますと筋肉の働きは弱まります。ギックリ腰は仙骨尾骨部分に傷がついて(肉離れなど)しまうことですが、からだの中心部分の筋肉が働かなくなりますと腰だけでなく、からだ全体が動かなくなってしまいます。ギックリ腰で身動きが取れなくなってしまうのは、このような原理によるものです。

任脈と帝王切開

 下腹部は骨盤臓器や内臓の働きにとって重要なところですから、そこの電流の流れ悪くなりますとからだ全体の生理機能が低下すると考えられます。基礎代謝も落ちますから太りやすくなりますし、冷えやむくみという問題も出てくるようになるのではないかと思います。メスを入れるということは少なくとも皮膚とその下にあります筋膜は切断されるということです。その後、メスの傷はくっつきますが、それは元の状態に戻るというより“接着する”に近いのだと思います。ですから、どうしても流れが弱くなってしまいます。その部分が手や足などからだの中心から遠い部分であればそれほど大きな問題にはなりませんが、帝王切開のようにからだの正中線上であれば、やはり影響が強く出ると考えた方が良いと思います。
 このような場合ので施術としては、「電流の流れがよくなりますように」という意識を込めて傷になっている部分に手を当てることです。(こういうことを言いますと宗教的な何か、と受け止める人もいますが、全然そんなことではありません。実際これが一番効果あるのです)手を当てて“補う”ことを何度も何度も続けているうちに、やがてその必要がなくなる状態が訪れます。それまではケアを続けて欲しいと思います。
 しかし実際問題として、長さ10㎝の傷だった場合、手を当てるのも難しいのでテープ(絆創膏)を貼ることも手段の一つです。その原理の詳細はわかりませんが、テープを貼ることによって電流の流れが良くなるのかもしれません。

絆創膏

 以前に両方の膝を人工関節にした後、腰痛を発症して苦しんでいる人が来店されました。一通り施術した後、手術でメスを入れたところ全部にテープを貼り、「毎日、このようにテープを貼ってみてください。」とアドバイスしました。すると次に来店された時、「腰痛がかなり良くなった」ということでした。そして、その後来店されることはありませんでした。
 このような事例はたくさんあります。手術痕だけでなく、転んで膝を打撲して深めの傷痕が残っている、擦り傷や切り傷が残っている、そんな時にテープを貼ることは有効だと思います。

 現代医学ではたいして重きを置かないかもしれませんが、伝統医学的にはからだの正中線上は大切にしなければならないと考えます。東洋医学では腹側の正中線は任脈と言いまして、急所がたくさんある場所とされているため大切に扱うよう指導されます。
 
 ところで、帝王切開された方全員が噛みしめの癖を持つわけではないと思います。Aさんの場合は、その他に歯茎の問題や軽い側弯症がありますので、からだが疲労しますと噛みしめるだけでなく手まで握りしめてしまうほど全身に力を入れてしまう症状になってしまうのだと思います。
 しかしながら、帝王切開は正に任脈上を切開するわけですから、やはりからだには大なり小なり負担が掛かることになります。分娩方法の選択について考えている方がいらっしゃるなら、この辺りのリスクについても考慮していただきたいと思います。

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 先日、幼稚園児の男の子がお母さんに連れられてやって来ました。舌が引っ込んでしまって動きが悪く、言葉がしっかり喋れないという症状です。からだを見ますと、舌が硬くなって大きく出すことができない他、噛みしめがあり、腹筋が硬く、太股やふくらはぎが幼い子供さんとは思えないほど硬くなっていました。そして足底(足裏)もガチガチでした。
 「これは足裏の硬さが原因である可能性が高い」とすぐに思いました。足裏の硬さが太股の硬さにつながり、腹筋をこわばらせて舌の動きを制限していました。喉も下に引っ張られていたので、それに対抗するようにそしゃく筋が収縮して噛みしめ状態をつくっていると思いました。ですから対策は硬くなった足底やかかとを揉みほぐすことです。まだまだ小さなお子さんですから、揉みほぐしの痛みが強くなると嫌がると思いましたので、なるべく優しく、痛みを感じないようにと気を使いながらゆっくりほぐしていきました。ところが筋肉というのは、本当に硬いうちは感覚が鈍くなっているので痛みを感じないのですが、少し弛んできますと敏感になって痛みを感じやすくなってしまいます。一度痛い思いをしますと、もう触らせてくれません。お母さんが側でなだめても、バタバタ足やからだを動かして施術をさせてくれません。「どうすればいいか? ‥‥」とちょっと私も悩みましたが、ふとバランスクッションを使ってみようと思い浮かびました。「これを利用すれば上手くいくかも‥‥」、バランスクッションの上で足踏みをしてもらうことにしました。

バランスクッション 体幹クッション

 バランスクッションには中途半端な状態で空気が入っていて、踏むとグニョっと凹んで“不安定な足場”状態をつくってくれます。その上に立ってもらい、とりあえず「10回足踏みしてみて」とやってもらいますと、それまで口から出すことのできなかった舌を「べー」っと出すことができるようになりました。「今度は20回足踏みしてみて」とやってもらい、舌を出してもらうと、「こんなに出るの、これまで見たことない」とお母さんが感動するほど舌が出るようになりました。
 ふくらはぎも太股も柔らかくなり、お腹も弛んで噛みしめも軽減しました。「小さい子は、単純明快でいいなぁ!」と私は心の中で思いました。硬い足底を揉みほぐす手間が、バランスクッションに乗り20~30回足踏みしてもらうだけで省けてしまうのはきっと多くの人にとって朗報だと思います。
 「アマゾンで、1300円くらいで売ってますから」とお母さんに情報を提供し、「毎日、足踏みしてもらえば自然と良くなっていきますよ」と申し上げました。

 さて、硬くなった足底や足首に対してバランスクッションが効果的な理由について少し説明させていただきます。バランスクッションの表面にはイボイボの突起がついていますので、そこに座れば殿部を、立てば足底を突起で刺激するということもありますが、“平ではない”ことの方が大事ではないかと思います。そしてパンパンではなく、中途半端に空気を入れることによって乗った時に不安定な状態になります。不安定なところに座って動けば体幹の強化に繋がりますし、立てば足や足首の柔軟性を養うことができます。日常生活では“不安定なところ”に立ったり座ったりすることはほとんどありませんから、筋肉の使い方が一定してしまうため柔軟性を失うことにつながります。ところが不安定な場所でからだの平衡を維持するためには、筋肉同士が互いに連携して微妙に調整し合ってバランスを保つ必要があります。それが筋肉の柔軟性に寄与し、硬直を解除することにつながるのではないかと思います。たった20~30回足踏みしてもらうだけで筋肉の硬直は解除されるという現実は、からだの神秘を垣間見た思いです。

足趾(足指)の曲がった人、足底と踵の硬い人は改善の必要性あり
 いろいろな人たちを施術しながら、「どうしてこんなに足裏やかかとが硬いのだろう?」と思うことがしばしばあります。経験的に足趾が曲がった人、足底やかかとの硬い人は、血行不良、むくみ、腰痛、膝の歪みなどを伴い、からだ全体が不調傾向にあると考えています。
 若い中学生や高校生でも足趾を曲げていないと座った姿勢が保てなかったり、真すっぐ立っていられなかったりする人たちをしばしば見かけます。足に力を入れておかないとからだを保つことができないわけですが、首肩や顔に力が入ってしまうのと同様に現代人に多い傾向かもしれません。
 からだの中心は腰部(腹部)と骨盤部ですから、その辺りを中心に使って立ったり、座ったり、歩いたりしていれば自然と顔・首肩や足底・足趾からは力が抜けて行くのが私たちのからだの仕組みです。ですから、足趾や足底で頑張らざるを得なくなっている人は“からだの使い方に誤りがある”ということになります。あるいは、私たちの生活している環境が影響して足趾が曲がりや足底が硬くなってしまう人が多くなってしまったのかもしれません。
 先ほどのバランスクッションの例を参考に、環境的要因によって私たちの足底が硬くなってしまう理由について考えてみましょう。

砂利道、あぜ道、凸凹道を利用しよう
 二月ほど前、山登りは脳を活性化するのに有効である、というテレビ番組がありました。木の根っこが露出している細い山道はとても凸凹しているわけですが、そこを歩くことによって足裏は普段とは違う刺激をたくさん受けますし、凸凹道でも転ばないように脳が一生懸命働いてバランスを維持しますが、そういうことが脳の活性化につながり認知症防止の効果が期待できるという話でした。
 ところで、私たちの多くが日常浸っている生活環境は凸凹道とはほとんど無縁です。歩く道路や床はほとんど平に近い状態で、しかもコンクリートやアスファルトなど硬い場所です。山道を歩くためにはつまずいたり転んだりしないように気を使って繊細に歩かなければなりませんが、道路を歩く時にはそのように気を使うこともなく、半自動モードで、悪く言えば無造作に歩いても大丈夫です。無造作の歩き方、硬い地面、これらの要因が硬い足底や足首に繋がるのではないかと私は考えています。

 ある人の例で説明します。その人は腰が非常に弱く、それを改善するために通ってこられていますが、歩くと足首の外くるぶし辺りが痛くなってしまうとしばしば訴えます。痛みの直接的な原因はくるぶし(外果)がずれて下がっていることです。歩行時、下がったくるぶしが邪魔して足首の運動が上手くできなくなってしまうので変な歩き方になってしまいます。そしてくるぶしが下がってしまう理由は、歩くときに足趾や足底にたくさん力を入れてしまうためにふくらはぎに繋がっている足の筋肉が収縮して外果(=腓骨)を引き下げてしまうからです。足や足趾の力を抜いて歩いて欲しいといつも助言するのですが、腰に力がないと思い込んでいるために“足で踏ん張る”という深層心理が働いてしまうようです。「転ばないように足で踏ん張る」「ギックリ腰にならないように、なるべく腰に負担をかけないように足で頑張る」こういう思いは「逆効果ですよ」といつも申し上げるのですが、心の中に深く染み付いているギックリ腰に対する恐怖心はなかなか克服できないようです。
 この人の歩き方は前足を着地するときに足趾を曲げる、つまり足を着くときに「グー」をつくる歩き方です。以前は常に「グー」でしたが、少し進歩して足を前に出すときは足趾を伸ばして「パー」になるようになったのですが、着地の瞬間に「パー」から「グー」に足底を収縮してしまうので、結果的に歩き方は根本的な面で改善していないことになります。
 音で表現すると「パタッ パタッ パタッ」という歩き方ですが、歩き方の理屈を何度説明しても結局は改善されないので「それでは、少し上を向いて地面を見ないようにして歩いてみてください」と言いました。するとそれだけで歩き方が良くなりました。目で見て、地面が平であることが認識されると足裏のセンサー機能は使われなくなるようで“無造作な歩き方”になってしまいますが、視覚的に地面の状態を把握することができなくなりますと、足裏のセンサー機能が前面にでてくるようで、途端に歩き方が繊細になります。地面に何があるか足裏で慎重に探りながら歩くので、足を静かに下ろすようになります。決して「パタッ パタッ パタッ」と歩くようにはなりません。すると重心が軸脚に残っている時間が長くなりますので、軸脚で地面を蹴ることができるようになります。軸脚の膝裏が伸び、母趾が一番最後まで残りながらからだを前に押し出すようになります。
 次にこの人を砂利が敷き詰められている広めの駐車場に連れて行き、砂利の上を歩いてもらいました。すると、やはり足裏をセンサーとして機能させるためか、前足を繊細に着地させながら歩きました。この時には普通に目で地面を確認しながら歩いてもらいましたが、視覚で確認しながらも足裏をセンサーとして機能させていたということです。そして面白いことに、砂利の駐車場を歩いてもらいながら、そのままアスファルトの道路も歩いてもらったのですが、道路に出ますとすぐに「パタッ パタッ パタッ」という悪い歩き方に戻ってしまいました。何度か同じことを繰り返しながら、「どうして歩き方が変化するのか? 心理的なことなのか、それとも別の理由なのか」を本人に考えていただいたのですが、結局答えはわからないということでした。
 しかし私は希望を得た気持ちになりました。これまで多くの人に歩き方について説明してきましたが、良い歩き方を身につける人はそれほど多くありませんでした。「どう説明すれば、もっと理解しやすく、体得しやすくなるのだろうか?」とずっと思ってきました。それが砂利道や凸凹道を歩いてもらうことで「良い歩き方がどういうものなのか」を体験していただくことができ、“感じ”をつかんでもらうことができるのであれば、停滞を抜け出して先に進むことができるからです。

あぜ道

 私の住んでいるところは片田舎で、田んぼもたくさんあります。ですから砂利道もあれば、あぜ道もあります。柔らかく凸凹した場所はすぐ側にあります。真冬の朝はとても寒いですが清々しく気持ちが良いです。通勤には少し遠回りになりますが、毎朝、昇る太陽を見ながら、あぜ道と砂利道を歩いて店舗に通っています。あぜ道の凸凹を歩きますと足首はフニャフニャしながらもからだはバランスを保ちます。「これは足首の柔軟性には最適だ」と思います。あぜ道の先には砂利道がありますが、砂利以外にも大きめの石がそこらじゅうに埋まっていますので、足裏はいろんな刺激を受けます。「これは足裏のマッサージ効果も期待できるので足の感覚が敏感になる」と思います。

 私たちは足場が悪いところでは自然とバランス機能を発揮します。からだがバランス機能を発揮するということは、たくさんの筋肉が柔軟に協調し合って全身の平衡を維持するということです。つまり足場が悪く不安定なところに立つと、たくさんの筋肉が自ずと動き出す=収縮と伸張を繰り返すということですから、流れに任せておけば固まることはあり得ないわけです。しかし、足場の不安定さに対抗しようとして足首などを硬くしてしまうと、足底も足趾も緊張して硬くなりますので逆効果になってしまいます。これは気をつけなければいけない注意点です。

 今は生活道路のどこもが舗装されていますので、足場の悪い場所を歩く機会はなかなか得られません。硬い道路や床の上を歩くので足底は硬くなりますし、無造作に歩いても転ぶことがないので、足の筋肉は柔軟性や協調性が乏しくなり足裏の感覚も鈍るだと思います。そうであれば、4歳・5歳といった小さな子供さんでも足が硬くなってからだが硬くなってしまうのは仕方のないことかもしれません。赤ちゃんのからだは何処を触ってもプニャプニャ柔らかいのが特徴ですが、わずか数年で筋肉が硬くなってしまうのは残念な気がします。

足趾が曲がっている人は足底の硬い人
 足底側の筋肉は屈筋で足趾を曲げる働きをしますが、これらの筋肉がこわばっているために足趾が曲がっている人がたくさんいます。母趾も含めて全部の足趾が曲がっている人、母趾は伸びているがそれ以外の4趾が曲がっている人、外反母趾や内反小趾で母趾と小趾が捻れながら曲がっている人、このような人たちの足底は常に硬い状態であると考えていただければと思います。足底の柔らかい人の足趾は力が抜けてスーッと伸びています。

下腿深部の屈筋

 足趾につながっている筋肉には短い筋肉と長い筋肉があります。短い筋肉はかかとの骨を出発点として足趾の真ん中くらいに付着しています(短趾屈筋、短母指屈筋、小趾屈筋)。長い筋肉はふくらはぎの深い部分(脛骨と腓骨)から出発して足趾の先端に付着しています(長趾屈筋、長母趾屈筋)。
 足趾が曲がっている人は、立っている時に足趾に力を入れて頑張っている人と言えます。あるいは座っている時も足趾に力を入れている可能性があります。
 足趾を曲げた状態を保つことはそれだけで疲れるわけですが、どうしてこういう人たちはリラックスした状態でも足趾を収縮させてしまうのだろう? と考えた時に、三つぐらいの原因が思いつきます。
 一つはヒールの高い靴を履いていることで、重心が前掛かりになるのをこらえるために足趾に力を入れていることです。爪先が詰まってしまうので、外反母趾や内反小趾になる可能性も考えられます。

足趾が曲がり外反母趾・内反小趾

 二つ目はゴム長靴のように足先に空間が広く空いている重たい靴を履いている場合です。安全靴などもこれに含まれると思いますが、足趾を曲げた状態で操作しないと靴が思うように動かないので、足趾を曲げて歩く癖がついています。
 三つ目はかかと重心の場合です。立った時、かかとに体重が乗ってしまう人は足先が浮き気味なります。それは不安定な状態なので、足趾を曲げて立位を安定させようとします。おそらくこのような状態の人が大変多いのだと思いますが、足裏全体で地面を捉えることができないので足趾に頼って立ったり歩いたりしてしまう人です。

 靴の問題は何か対策を講じなければならないかもしれません。高いヒールやサイズの合わない靴などを履いても全然大丈夫な人もいるでしょうしから、一概に靴だけの問題ではないと思いますが、対策によって足趾が伸びていくならそれは良い方法だと思います。
 かかと重心の人はいろいろと問題を生む可能性があります。足趾が曲がること以外にかかとが硬くなってしまうのですが、このこともからだの負担につながります。
 からだの不調を訴える人に共通している下半身の兆候として、内転筋がこわばっている、ふくらはぎが張ってむくみがある、足首周辺が太く硬い、膝関節が少し歪んでいることなどがあります。どれも血行不良につながる兆候ですが、かかとと足底の硬さはこれらの原因になります。
 かかとの内側や外側を揉み始めますと、最初は気持ちよ良さを感じるかもしれません。ところが表層がほぐれていきますと次第に痛みを感じるようになり、そのうち深い部分に手が届くようになりますと「ものすごく痛い」となります。深いところにとても硬い部分ができていて、それが内転筋の硬さにつながっていたり、ふくらはぎ外側のハリの原因になっていたりします。また、かかと後側はアキレス腱の付着部ですが、そこの硬さが膝関節の歪みの原因の一つになっています。
 誰もが足趾や足底やかかとがこれほどまでに硬くなっているとは思っていませんので施術を経験しますとビックリしますが、こういう部分がからだの不調の根本的な原因になっていることはよくあることです。

正しく使えば筋肉はすぐに柔らかくなる
 硬くなった足底、足趾、かかとの筋膜や筋肉を揉みほぐしても、使い方が悪ければ一日も経たないうちにまた元の状態に戻ってしまう可能性があります。反対に、筋肉や筋膜が硬い状態であったとしても、良い使い方をすればすぐに柔軟性が甦る可能性もあります。
 歩くとくるぶしが痛くなると訴える人に、施術を一切することなく、先に紹介したバランスクッションに乗っていただき足踏みをしてもらったり、立位のまま足首を回すような運動をしてもらったことがあります。すると足首の動きが軽快になるとともに、5本の足趾全部と足底全体で地面(床)を捉えて立つ感覚が実感でき、歩いても痛みを感じなくなりました。バランスクッションの突起による刺激や足首をグニャグニャ動かした効用で足底や足首周りの筋肉・筋膜がほぐれ、くるぶしの位置が正しいところに戻ったからです。

 足に限らずからだの各部分は、間違った使い方をするとすぐに筋肉群のバランスが崩れ、骨格を歪めたり痛みを発したりするようになります。反対に、痛みを伴う状態であったとしても、からだの使い方が適正になれば歪みや痛みは瞬時に、あるいは徐々に消失していきます。使い方次第で良くも悪くもなるのです。
 ただ、筋肉には形状記憶的な能力があるようで、何十年も使い続けて出来上がった状態はそう容易く変化させることはできません。癖が染み付いているようなものです。今日、あぜ道を歩いたり、バランスクッションを使って痛みの出ない状態になったとしても、明日の朝歩くとまた痛みが出てしまうかもしれません。しかし明日もあぜ道を歩き足首を柔らかく使いますと再び痛みは消える状態になります。その繰り返しを何日か、あるいは何十日かしていますと筋肉の形状記憶が変化し、新しい足の使い方も十分に自分のものになり、完全に痛みから解放されるようになると思います。

正しく使えるように整えるのが私の仕事
 肩こり、首の痛み、腰痛、膝痛、頭痛、五十肩‥‥、こういったからだの痛みや不具合を調整するのが私の仕事ですし、皆さんが私に期待されるのもそういったことが主です。ところが私は施術をしながら「この人はどういったからだの使い方をしているのだろう? そしてそれは何故なんだろう?」と考えています。施術によって症状が軽減したり改善したりした後、皆さんから聞かれることは「何が原因で、自分はこうなったのか?」という類の質問と、「どういうことに気をつければ、症状が再発しないのか?」という質問です。
 「普段の姿勢が悪くて猫背になっているから首が前に出てしまい、首の後側に負担が掛かり首から肩にかけて凝りが強くなってしまう」「ですから、背筋を伸ばして顎を引くように心掛けてください。」といった説明でも納得してくれるかもしれませんが、「どうして猫背になってしまうのか?」とった根本的な原因に踏み込んで応えたいと思っています。「猫背になったしまうのは、骨盤(仙骨)が寝ている(後傾)ことが原因ですが、その理由は座っている時に骨盤の力ではなく内股に力をいれて頑張っているからです。内股の筋肉がこわばると骨盤が後に傾くようになってしまうので、毎日のケアとしては内股の筋肉をストレッチしてください。」「すると仙骨が立って坐骨で座ることができるようになるので猫背は自ずと改善されていきます。」
 この状況は座り続けて事務仕事をしている人にたくさん見られますが、足や足先が床についてしまうと内股に力が入ってしまうのです。足先が床に届かないような高い椅子、あるいは机やテーブルに座ると骨盤に頼るしかなくなりますので、それだけで仙骨が立ち猫背は改善します。
 それでは「足が床に着くとどうして内股に力が入ってしまうのか?」という問題が残りますが、それを改善するのが私の仕事の本質になろうかと思います。過去のケガが原因なのか、足や手の使い方の癖に問題があるのか、目の使い方に問題があるのか‥‥人それぞれだと思いますが、そこを指摘したり改善したりすることで、からだの使い方がそれまでとは変わるようになれば、もう同じ症状で悩むこともなくなるのではないかと思うのです。
 “症状が消えればそれでOK”という考えの人がほとんどですが、その先ももう少しお付き合いいただければ、もっと快適な日々を送っていただけるのに、と思ったりします。

足つぼ・整体 ゆめとわ
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 歯ぎしり、噛みしめ、食いしばりが癖になりますとからだに悪い影響を与えることはこのブログで幾度か取り上げてきました。肩こり、首の痛み、頭痛といった直接的な症状を招く可能性が高まるだけでなく、顔やからだに歪みをもたらすため、肩関節、股関節、膝関節などに不具合が生じる可能性もあります。胸郭の歪みによって呼吸が悪くなったり、動悸や胸の圧迫感、のどの詰まり感といった症状をもたらすことはありますが、その原因は“噛みしめ癖”だったということもよくあることです。
 テレビやいろいろな媒体を通じて「普段は奥歯を合わせないようにしましょう」「噛みしめないように常に注意を払いましょう」みたいな情報は多くの人にも届いていると思いますが、それだけではまったく不十分で解決には至らないと私は常々思っています。
 寝ている間に行ってしまう噛みしめや歯ぎしりは“注意のしようがない”ですし、マウスピースで歯ぎしり対策に効果を期待するといった考え方は理解できません。マウスピースを使えば、確かに歯は守られますし歯茎に対する衝撃や圧力が減ることは考えられます。だからといって噛みしめてしまう癖を軽減させる道理にはつながりません。反対に、マウスピースの厚さの分、顎が開いた状態になりますので、呼吸の可能性がでてきますし、噛みしめる筋肉(=そしゃく筋)には余計に力が入ってしまうのではないかと思えてしまいます。


噛みしめと正しい咀嚼の咬筋の違い

 噛みしめ状態=そしゃく筋の緊張状態は、必ずからだの筋肉のどこかに緊張状態をもたらします。噛みしめ状態が解除できなければ、芯からのリラックスは望めないと私は考えていますので、「どうして噛みしめてしまうのだろう?」というのが長年の課題でした。今でも「多くを知った」とは思っていませんが、改善に向けての道筋は「ある程度見えてきた」と思っていますので、今回のブログで説明させていただきたいと思います。

噛みしめてしまう理由を二つの側面から考えてみる
①エネルギー循環が悪い可能性
 私たちは馬鹿力を出そうとするとき、歯を食いしばって最大限の力を発揮しようとします。それは噛みしめる筋肉(=そしゃく筋)が全身筋肉の司令塔のような役割をしているからです。先ずそしゃく筋を収縮させることによって全身に力がつたわります。ポカンと口を開いたままでは強い力を発揮することは難しくなります。
 また、例えば鉄棒にぶら下がったとして、最初のうち、手や腕などが疲労していない間は歯を食いしばることもなく平然と鉄棒を握り続けることができます。ところが手や腕が疲労してきますと口元に力が入り出し、いよいよそれだけでは耐えきれなくなりますと歯を強く食いしばって頑張ろうとします。
 この2つの現象の時、一つはエネルギーをたくさん回して強い力を発揮しようとする時、もう一つは筋肉が疲労状態になっていてそのまま放置すると今のからだの状態を維持できなくなってしまう時、私たちは食いしばったり、噛みしめたり、歯ぎしりをするのかもしれません。(心理的ストレス状態などを除いて)

 このように考えますと、からだから力を抜いた状態(リラックス状態)では体内エネルギーが順調に回らないため“噛みしめてエネルギーを回そうとしている可能性がある”と考えることができます。あるいは、寝た状態ではからだの何処かが機能低下や機能不全の状態にあるため“内臓の働きを保つことができないので、歯ぎしりをして頑張っているのかもしれない”と考えることができます。

股関節の歪みと噛みしめの関係

 昼間は心臓のポンプ力で動脈を回しているので、肩関節や股関節などが多少歪んでいても血液を循環させることができます。しかし夜中は、心臓は休養時間となって機能を低下させるため血圧も低下します。夜中は小腸に血が集まって、その日に摂取した食物栄養を血液の中に吸収します。その力は心臓のポンプ力よりはるかに小さいので、肩関節や股関節に歪みがありますと全身の循環が上手くできなくなってしまうのではないかと思います。
 実際のところ歯ぎしりの悩みを持っている人には、股関節に歪みや問題を抱えた人が多くいます。四十肩や五十肩の経験者で、肩関節の状態を中途半端にしている人などには、噛みしめ癖を持った人が多くいます。

 また循環の問題では“冷え”も考えなければなりません。寒いところに長時間いますと、からだがとても冷たくなって血液循環が低下すると共にからだが震えだしたり、顎がカタカタしたりします。これは熱をつくるためにからだが勝手に起こす反応ですが、歯ぎしりの原理にも通じるように思います。

 以上、エネルギー循環や血液循環の問題で歯ぎしり、噛みしめ、食いしばりを起こしてしまう可能性について取りあげました。

②筋連動の影響でそしゃく筋が収縮している可能性
 筋肉が硬くなっている場合、それは“肩こり”などと同じように単純に凝り固まっている場合と、筋肉自体が収縮していて硬くなっている場合があります。単純に凝り固まっている場合は揉みほぐしたり指圧したりしますと初めのうちは強く痛みを感じますが、次第に気持ち良さが感じられるようになります。いわゆる「痛キモ」状態です。ところが筋肉が収縮してこわばっている場合は、軽く触れただけでも痛みを感じたり、引き伸ばそうとしますと辛い痛みだけを感じ「痛キモ」の感じにはなりません。

 単に噛みしめや歯ぎしりの癖によって顎周辺がガチガチに硬くなっている場合は、筋肉の使いすぎによる硬さ(硬結)なので指圧を続けることで硬さは次第にほぐれていきます。
 一方、筋肉(そしゃく筋)が収縮状態にあって硬くなっている場合は、収縮している原因を解決しなければなりません。それをせずに硬い部分を強く指圧して無理やり柔らかくしようとしますと強い痛みを感じ続けますし、筋肉を損傷してしまう可能性すら出てきます。

そしゃく筋に影響を及ぼす頚部の筋肉

 歯ぎしり、噛みしめ、食いしばりに直接関係しているそしゃく筋は、胸鎖乳突筋、斜角筋、胸骨舌骨筋、甲状舌骨筋など首周りの筋肉と連動関係にありますので、それらの筋肉の状態によってこわばったり(収縮)ゆるんだり(弛緩)します。骨格の歪みは首回りの筋肉に変調をもたらし、その影響で連動するそしゃく筋がこわばって噛みしめ状態になってしまいます。
 「肩や胸の骨格が歪んでいると、それだけで本人の意志には関係なく、噛みしめた状態になってしまう」という現実が現れてしまうのです。
 ほとんどの人は、奥歯が噛み合っていなければ“噛みしめた状態ではない”と考えています。しかし実際には、歯がくっついていなくても筋肉的に“噛みしめ状態”は存在します。そしゃく筋が常に収縮して緊張している状態です。そしてこのような状態の人に施術を行い、そしゃく筋が緊張状態から解放されていきますと「顎がゆるんで下顎がだんだん離れていく」という驚きに近い感想をいただきます。意志に関係なく顎が動いてゆるんでいくからです。

 以上記しましたとおり、“噛みしめ”に対して施術を行う時には、噛みしめの原因がエネルギー循環にあるのか、それとも筋連動の影響によるものなのかを識別しなければなりません。

 実際の施術では、一つの噛みしめ状態を解除するために、からだから得た情報を元に幾つかのアプローチを行っていきます。そして、その人が噛みしめてしまう原因を特定していき、日常生活での注意事項としてアドバイスしています。
 噛みしめてしまう原因は人それぞれですが、多くの人に共通して見受けられるものもありますので、以下に幾つか取りあげてみます。

筋連動による噛みしめ状態の例
・親指の先のこわばりが影響して噛みしめ状態になる
 その若い男性は学生の頃、毎日毎日勉強ばかりしていたということです。顎周辺の問題と座り続けることができないという問題を抱えています。顎周辺の問題はそしゃく筋のこわばりによる噛みしめ状態です。座り続けることができない問題は骨盤(特に仙骨)を立てることができないので、骨盤に体重を乗せることができないからです。座っていてもすぐに寝そべった状態になってしまいます。
 勉強を続けていたことで、ペンを使い続けていたことと、腋の下を開き続けていた(=両肘を上げた状態)ことが連想できました。筆圧も高いので親指と示指に力が入ってしまう癖を持っていることもわかりました。

母指外転筋「こ」による咬筋の「こ」

 この方の問題を改善する要は、右手親指先の強いこわばりを取ることでした。学生時代何年も親指に力を入れていたことから、爪の横から母指球にかけて根深いこわばりがあり、それによって肩甲骨が影響を受け、右のそしゃく筋にこわばりが生じていました。施術で母指のこわばりを解消していきますと、顎が次第にゆるんでいきました。顎の問題はそれだけでほとんど良くなりました。さらに骨盤も立つようになり、座り続けることが可能になりました。

 スマホ操作などで親指の先を酷使している人はたくさんいます。それが噛みしめの原因、顎関節症の原因になっている可能性も考えられます。右手母指をたくさん使ってスマホを操作している人で、顔の右側が左に比べて縮んでいたり下がっていたりしていると感じているなら、それは母指先のこわばりが原因かもしれません。

・胸が下がっているために噛みしめ状態になっている
 バストの位置が下がったように感じている人は「加齢のせい?」と考えているかもしれませんが、多くの場合、実際に胸郭、つまり肋骨全体が下がって骨盤に近づいているからです。その原因についてはここでは取り上げませんが、胸が下がった結果として首の筋肉が緊張します。するとそれはそしゃく筋に連動し、自ずと噛みしめ状態を招いてしまいます。その他にも喉の調子が悪くなったり、舌も硬くなりますので滑舌が悪くなったり、息苦しさを感じ続けたりするかもしれません。
 この問題を解決するためには胸郭を正しい位置に戻すことが必要ですが、それは腹筋の状態(縮んでいる)を改善することがポイントになります。お腹が冷えていると腹筋が縮んで胸が下がってしまうことはよくあることですが、それ以外では足や足底の問題が原因になっている場合が多くあります。硬く平なコンクリートのなど上を歩いている現代人は、足や足底が柔軟性を失いこわばってしまう傾向にあります。そのこわばりが腹筋のこわばりにつながり胸を下げ噛みしめ状態や舌の硬さをもたらしている可能性があります。足首を柔らかく動かしたり、足底や足趾を揉みほぐしたり、硬くなっている踵の両側を揉みほぐしたりすることは対策として有効です。

・膝下の骨がずれていることによる噛みしめ状態
 欧米人に比べますとO脚だったり、O脚気味だったりする割合が高いのが私たち日本人の体型ですが、それが膝下の骨(脛骨と腓骨)の外側へのずれによるものだとしますと、いろいろと問題が生じてきます。

下腿が外側にズレる

 膝下の骨が外側にずれる理由はいくつかありますが、一番多いのは太股外側の筋肉が緊張(収縮)して膝下の骨を外側に引っ張っていることです。立った時に足の小趾側に体重が掛かってしまう人(重心が外側に逃げてしまう人)は、この傾向にあります。膝下が外側にずれますと太股内側の筋肉は緊張して張ります。(途中の原理は省略しますが)すると結果的にそしゃく筋は収縮します。顔の表情にも緊張感が生じると思います。
 また膝下の骨は外側だけでなく後側(踵側)にずれることもよくありますが、すると股関節の働きや鼡径部の血流にも影響が生じ、エネルギー循環の問題から噛みしめや歯ぎしりの問題を生じてしまうことも考えられます。
 階段をゆっくり降りることが苦手な人(パタッと足を着いてしまう人)、正座した状態から立ち上がるのが苦手な人、「膝小僧が目立つ」と感じている人は膝下が後方にずれているかもしれません。

 以上の項目以外にもそしゃく筋がこわばってしまう原因はありますが、最近目立つのは以上の3項目です。

 「たかが噛みしめや歯ぎしりくらいで‥‥」と思われる方はたくさんいらっしゃると思います。私もかつてはそう思っていました。ところが、からだを整えることを追求していきますと、どうしても噛み方や噛みしめや歯ぎしりの問題と歩き方の問題を解決する必要があると思うようになりました。それらの問題をおスルーしてしまうと施術の効果は一時的なものになってしまうからです。
 しかし現実的なところでは、60分とか80分とか限られた時間の中でお客さんの要望に応えなければなりませんので、そしゃく筋の状態を整えたり、歩き方まで観察する時間はなかなか取ることができないことがほとんどです。
 願わくは、そしゃく筋と歩き方を整えることを目的にご来店いただければと思います。この二つの項目を整えるためには全身をチェックしなければなりませんので、結果として全身の整体になりますので。

足つぼ・整体 ゆめとわ
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