ゆめとわのblog

ホームページとは違った、より臨場感のある情報をお届けしたいと思っています。 また、テーマも整体の枠を飛び出してみたいと思います。 ホームページは以下です。 http://yumetowa.com/ お問い合わせはメッセージ欄でお送りください。

2015年01月

 母が昨年末に入院しました。リウマチの藥の飲み方を誤って専門用語では「リウマトレックスによる骨髄抑制、汎血球減少」という病名がつきました。つまり白血球、赤血球などの血球が異常に減少してしまったということです。それによって激しい口内炎になり、水を飲むことすら痛くてできなくなり、免疫力が非常に低下した状態になりました。
 母は現在76歳ですが、それまでリウマチによる膝関節の変形で膝に痛みを感じる以外はまったく健康な状態でした。頭の方は、物忘れは年齢相応にあるものの呆けた感じもありませんでした。ところがこの症状がでてからは一気に強い認知症の状態になりました。会話がまともに成立しない状態で、10秒前に言ったことも忘れてしまいます。17日間入院していましたが、その間は程度はちょっと良くなりましたが、やはり認知症の状態でした。退院して3週間になります。口内炎もすっかり治まり、食事も普通に摂れるようになって、今はとても健康的です。痛みを感じていた膝の調子もよいようで、毎日のように一人で買い物に出掛けます。認知症の状態もだいぶ改善してきましたが、ちょっと前の記憶を取り戻すのが苦手な状態はそのままです。
 病院の方では入院当初から認知症の状態だったので、すっかり認知症の患者として見ているようですが、私はなんとか元の状態に戻って欲しいと考え、これから自分なりに取り組んでいきたいと考えています。“自分なりに”ということは“整体的に”ということになりますが、これから益々後期高齢者が増え認知症を患う人たちも多くなりますので、どこまでできるかわかりませんが少しでも参考にしていただければと思い、このブログに記していきたいと思っています。

 年末の30日に母は退院しました。自宅に戻ってからは私が母の薬を正確に飲ませる役です。薬カレンダーを購入し、一週間分を朝・昼・晩と仕分けし、ホワイトボードに当日の日にちと曜日を大きく記載し、普通の人ならまず間違えることはない状況にしました。ところが最初の3日間ほどは、薬を飲むことすら覚えていません。出先から電話を入れ「藥飲んだ?」と確認すると「ご飯食べたら飲むよ」と応えながらも、飲み忘れてしまう状態でした。この先「一体どうなるのだろう?」と心配になりましたが、お粥ではなく普通のご飯が徐々に食べられるようになってからは、私が釘を刺さなくてもちゃんと自分で正確に飲むようになりました。やはり咀嚼、噛むことが如何に大事なことかと改めて認識しました。
 今は退院してから3週間が経ちましたが、何も知らない人から見ると、年齢の割にはしっかりとした健康な人に見えるかもしれません。話し方も動作もごく普通です。ところが思考回路はまだ混乱しているようです。10秒前のことを忘れてしまった当初に比べれば認知症の状態もとても良くなりましたが、1時間前に話したことなのか、昨日話したことなのか、その時間的感覚が混乱しています。今朝はリンゴが3個買ってあることを確認しあったのに、わざわざリンゴを買いにスーパーに行ってしまったりするという状態です。脳のどこかに働きの悪い部分があって脳全体の回路が混乱しているのかもしれません。
 体の方はとても元気です。入院する前より元気になったと思います。先ほどまで暮れる夕陽を見ながら二人で30分ほど散歩をしてきましたが、足取りもしっかりしていて歩き方も早くなりました。心も軽やかになったようで、子供のように無邪気な感じもでてきました。これはもしかすると認知症になった良い影響かもしれません。過ぎたことを引きずらなくなったのかもしれません。

 入院先だった大学病院の先生は認知症の専門医ではありませんが「直前の記憶がなくなってしまう認知症はたちが悪いかもしれない」と仰ってました。その言葉が気にはなっていますが、心配に心を使ってもしかたがないので、良くなることだけを考えて母と向き合い、自分のできることを精一杯やっていきたいと考えています。

 私は脳の働き具合、つまり思考回路の状態を確認する一つの手段として、暗算で九九をやってもらったりします。3×1=3、3×2=6‥‥と最後まで言葉に出さないで頭の中だけでやってもらい、そのスピード加減を観察します。暗算している最中はその人の頭蓋骨をそっと触っていますが、計算が始まると頭の内部で血液が回り出すのを感じとることができます。そして脳の状態のよい人は血流速度と神経伝達速度が速いのか、非常にスピーディーに軽やかに暗算が終了します。頭蓋骨がずれているなど脳内の血流が悪い場合は時間がかかります。そして母の場合、退院してしばらくの間は時間がかかるばかりでなく、3×2の次は3×4になってしまったり、九九がまともにできない状態でした。思い(意志)と脳の回路が食い違ってしまっていたのだとおもいます。それいらいまだテストは行っていませんが、今はもう少し良くなっているのではないかと思います。

 脳のどこかに血液がまともに届いていないので、そこの回路の働きにむらができているのかもしれません。少し前までテレビを見ているとハッキリ見えているかと思うとぼやけてきたりする波があったり、音の聞こえ方も大きくなったり小さくなったりと波があるようでしたので、脳の働きに波があって良くなったり悪くなったりしていたのかもしれません。そんなふうに考えると脳に血液が順調に届くようにすること、脳の温度が低くならないようにすること、そして脳がスッキリする何かを取り入れることなどが対策として浮かんできます。

 インドの伝承では一日の中で清らかな、浄化の時間帯というのがあります。朝も夕方も6時を中心に日の出、日の入りの時間帯は神聖な時間とされています。ですからできるかぎり都合をつけてその時間帯に一緒に散歩するようにしています。私のところは西に富士山が大きく見えますので、田んぼ道を歩きながら富士山の方に太陽が沈んでいくのを眺めています。本人も「気持ちいい!」と言います。今日は結構速い速度で30分ほど歩くことが楽にできました。
 脳内の温度は内臓の温度と同じなので、お腹が温まるように手と足の小腸の反射区を念入りに揉みほぐします。深部温度が低いとその部分が硬くなっていて最初はとても痛がりますが、ほぐれていくと気持ちよくなり、いつの間にか寝てしまいます。
 脳内の血流を整えるためには頭蓋骨を調整するわけですが、これはもう少し経ってからにしようと思っています。今はまだ入院前の体重に戻っていませんので、あと一週間位してからかな、と考えています。

 また経過を報告していきたいと考えています。

 腰が弱いのに、それでも仕事を続けているため一年に何回か弱いギックリ腰になってしまう人がいます。本日その方が来店されましたが、今日はギックリ腰ではなく「肩がこって!」ということでした。この方が肩こりになるというのはほとんどありませんので、いろいろ伺うと昨年末に左胸に差し込みの痛みが生じ、胃腸の具合も悪いため病院を訪れたところ“逆流性食道炎”であり、胸の痛みはパニック障害も疑わしいという見解だったそうです。数年前に過呼吸の状態になったことがあり、その時もパニック障害と診断されたので「もしかしたら本当にパニック障害による胃腸の病かもしれない」と思ったようです。年明けからいろいろな病院を回り検査を受けているようですが、そうしているうちに肩こりがとても気になりだしたということです。

 さて私の母もそうでしたが、胃腸の具合が悪くなると肩こりが辛く感じられることがあります。多くの人は実際みな肩こりです。肩こりを持っていない人などいないのではないかと思ってしまいます。しかし肩がこっていても、それが気になる時、とても気になる時、気にならない時とあるようです。「今とても辛いので揉んでほしい」と思っている人も、翌日になると「それほど気にならなくなった」といったことはよくあることです。
 “肩こり”、”胃腸の不調”、“逆流性食道炎”そしていつもの“腰”、今日はこれがテーマでした。この方は胃腸薬を飲むとかえって下痢をしたりするらしく、なるべく薬を飲まないで逆流性食道炎も良くしたいという望みでした。

 食道は口から飲み込んだ食物を胃に運ぶ役割をしていますが、逆流性食道炎は食道の働き不調になっている状態と考えることができます。食道は筋肉の蠕動運動によって少しずつ食物を胃の方へ動かしているわけですが、この筋肉の働きは実に絶妙で、極端な話、逆立ちをした状態でも口から入れた食物は胃の方へ送られるようにできています。本人は「食べてすぐ寝てしまう癖があるからいけないのかな?」とも言っていましたが、若い人たちで、そのような人は沢山いますから、それが根本的な原因であるとは考えにくいことです。
 食物が逆流したり停滞してしまうのは、食道の筋肉が上手く働けない状態にある、と私は考えます。もちろん炎症によってそうなる場合もあります。私の母は薬の副作用的な影響によって口から喉から、おそらく食道や胃まで炎症を起こしましたから、水を飲むことすらできない状態になりました。食道が炎症を起こしてしまう原因は他にもいろいろあると思います。
 ところで食道が炎症を起こしていなくても筋肉が上手く働けないこともあります。筋肉は本来あるべき状態(長さが長くもなく短くもなく、かつ捻れがない状態)で効率よく働けるような仕組みになっています。例えば、食道は喉から胃までの間にありますが、喉と胃の距離が本来より短くなりますと食道はたるんだ状態になってしまいます。すると筋肉の働きがか弱くなってしまいます。反対に胃が下がって間が長くなってしまうと食道は引っ張られた状態になりますので緊張(こわばり)します。これでも上手く働くことができません。
 喉と胃の間の距離は簡単には測定できませんが、一つの目安として肋骨(胸郭)があります。肋骨が上がって喉と胸郭の間が狭くなったり、反対に胸郭が腹筋に引っ張られて下がってしまうことはよくあることです。それ以外にも胸郭が捻れている場合は、食道や胃も捻れていると考えることができます。これでも食道や胃の働きは不調になります。
 この方の場合、胸郭がとても大きく左側に捻れていました。胸を左側に引き込む筋肉が強くこわばっていたため、それが胸つ強く引っ張っていたので痛みが生じたということも考えられます。結局、胸郭を整え、噛みしめや目の疲労を整えることで施術を終えましたが、これでたぶん大丈夫だと思います。

 これまでも逆流性食道炎で悩まれている方を何人も施術してきましたが、全員と言っていいほど、胸郭を整え呼吸を整えることで改善しています。病院の薬や漢方薬などを何年も飲み続けても改善しなかったものが2度3度施術をすることで良くなることは私にとっては当たり前のように感じています。ただし、全部の逆流性食道炎が良くなると思っているのではなく、薬で駄目なら整体という手段もあるということを知っていただければと思っています。



足つぼ・整体 ゆめとわ
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太陽

 目尻から少し(2~3㎝ほど)後方(耳の方)にいったところにコメカミがあります。東洋医学では”太陽”というツボにあたります。おそらく西洋医学的、科学的には認められていないと思いますが、実際の現実として、目が疲労していますとコメカミが硬く張ってしまいます。さらに肩甲挙筋という首と肩甲骨をつなぐ筋肉もこわばり、首の後ろ側が辛くなる肩こりになります。
 疲れ目や眼精疲労を訴える人の多くは、「肩こりが強くなりすぎたため目が痛くなった」というような考え方をしていますが、それは反対で「目が疲れたため肩こりが辛くなった」の方が正しいです。
 ドライアイ、かすみ目、目のしょぼしょぼ感、目の奥の痛みなど、目に関わる症状がある人はほとんどの場合、コメカミがとても硬くなっています。
 “痛いところに自然と手がいく”という例えのように、目が疲れた人は自然とコメカミに手がいき、しばらく指圧をしたりすると思います。すると疲労感や不具合感が和らぎますが、それは眼球を動かす外眼筋のこわばりが弛むからだと私は考えています。
 
外眼筋2

 眼球の動きや視力などに直接関係する筋肉は外眼筋と内眼筋の2つに分けられます。視力が低下したり、目がかすんだり、老眼になったり視力に関わるのは主に内眼筋です。内眼筋の働きは整体施術では直接調整することはできませんが、これまでの経験では血液循環と関わっている部分も大きいと考えられますので、全身の血液循環を整えることによって“目がハッキリ見える”状態にすることは可能です。
外眼筋

 外眼筋は6つあって眼球を意図するままに動かす働きをします。ごく普通に使っていれば6つの筋肉はバランスを崩すことはないので、目の疲れを実感することはあまりないと思います。ところが現代の私たちはパソコンの画面をじっと見たり、スマホ画面に集中したりと、一点をじっと見続けることが多いので外眼筋の働きが偏ります。外眼筋が固まってしまうとイメージしていただいてもよいかもしれません。
 テレビが右側にあれば、目は右を向いている状態が長くなりますので、眼球の右側にある外眼筋がこわばり硬くなります。するとそれは右側のコメカミに強い張りとして現れます。あるいは右目ばかりを使って見る癖があれば、やはり右側のコメカミが張ってしまいます。
 左右のコメカミ(太陽の部分)に指を当てて少し押し込みますと、左右で張り具合が異なっていませんでしょうか。両側ともにカチカチに硬くなっている人ももちろんいます。
 疲れ目や眼精疲労、目の見え方が悪いと訴える人のほとんどはこのコメカミ部分が強く張っています。つまり外眼筋がこわばっています。そして、それを改善する一番簡単な方法はコメカミを少し痛みを感じるくらいの強さで指圧し続けることです。ツボの本などには「気持ちよく感じる程度に指圧する」とかいてある場合が多いですが、それではそれほど効果は期待できません。強めに指圧し続けていると次第に張りが取れてきて、“痛い感じ”が”気持ちいい”に変わってきます。そして眼球の奥が弛んでくる感じがするようになります。そこまで指圧を続けてください。人によっては2分くらい指圧師続ける場合もあります。
 また外眼筋は肩甲挙筋とつながっていると思われますので、目の疲れが取れてきますと首から肩甲骨にかけてのコリも改善されていきます。

 実際の整体では、コメカミに対する施術以外にもいくつか施術を行いますが、そのことはまた後日取り上げたいと思います。

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