2022年になりました。新年明けましておめでとうございます。
 過去2年にわたって新型コロナウイルスの影響で、閉塞した社会になっていましたが、今年はいかがなりますでしょうか。

 私の暮らす小田原の片隅では、実態的実感としてコロナウイルスの影響は殆ど感じられませんでした。社会的風潮として外出時は皆さんマスクをしているのは全国的なことだと思いますが、コロナの感染者や陽性者と直接に接することはありませんでした。インフルエンザに感染して予約がキャンセルになることは以前は時々ありましたが、昨シーズンも今シーズンもそのようなこともありませんでした。ですから、皆さんの予防意識が高まっていることを実感していますし、あるいはテレビや新聞では煽ってばかりいますが「実際はそれほどでもないのでは?」などと思ったりしています。

 マスクを2年間近く装着し続けていることで、頬が下がったり、口元が弛んでしまったり、眉間に皺が寄ったり頭痛がしたりと、からだに対する慢性的な影響が定着しつつある人が多く出てきたのが気になるところです。また高齢者では、都心に近づくことや遠出をするのは控えなければならないといった心理的影響でストレスを蓄積している人もたくさんいるようです。
 マスクを装着する生活、行動範囲を制限する生活を2年間も続けていますと、それが当たり前のような感じになってしまいますが、元々はマスクはせず、行動範囲も制限されないといった在り方が本来ですから、皆様にはそのことを忘れずにいて欲しいです。そして、今年こそはそのような生活を取り戻すことをより強く思っていただきたいと私は願っています。多くの人がそのように思い行動すれば、それが実現すると私は思っています。今のままでは私たちの人生が何かに囚われたものになってしまいます。

 さて、新年にあたり私個人としての目標を決めようといろいろ思いを巡らせています。私が40歳代であれば事業のことを最優先に考えるだろうと思うのですが、今はその時期は過ぎました。ですから自分のこれからの人生をどうのように築いていくのか、といったことが主題となります。

 私たちの社会をネガティブに考えますと、今後の年金はどうなるのだろうか? 日本経済の先行きには不安要素ばかりが見えてしまうけど? などストレスと不安と心配事ばかりの世の中に感じてしまいます。そして新聞やテレビも不安を煽るようなことばかりしていますので、とても嫌な感じに思います。
 しかし、よくよく注意深く見ますと良い兆しもいくつか見えてきます。

 昨年の夏に、私たちの国に量子コンピュータが導入されて話題になったことを覚えていますでしょうか。「量子」と言われても何のことかピンとこない人も多いと思いますが、私はこれから世の中は大きく変化していくのではないかと予想しています。
 量子と言いますと原子よりかなり小さい素粒子の世界の話ですから、「何か複雑そう」とか「処理速度が飛躍的に速いのでは?」などと思われるかもしれません。しかし、肝は「意識」を処理するところだと私は思っています。
 それが正直であるなら処理を進めるけど、嘘や悪であるなら処理を行わないということをコンピュータが判断するようになったということなんだろうと思います。

 日本の量子コンピュータは川崎市にあるとのことですが、世界の金融系の量子コンピュータは宇宙空間にあって米国の宇宙軍が守っているというような話を聞いたことがあります。
 そして夏頃から、みずほ銀行で幾つものトラブルが発生しましたが、その実態は不正処理が量子コンピュータに把握されて銀行業務の一部が停止してしまったとの話も耳に入ってきました。
 みずほ銀行は昔は第一勧業銀行でしたが、つまり日本を代表する存在として君臨し続けていますが、それだけに自民党政治と同じように実は不可解なところもあって、それが量子コンピュータに見つかってしまったのかもしれません、などと思いを寄せることもできます。

 少し前の記事に寄りますとGDP世界3位の日本の平均所得は、GDPがかなり下の韓国よりも低いとのことです。欧米諸国の所得は順調に上がっているのに、日本は逆に下がってしまっているということです。こんなに勤勉に働いている日本人の所得が他の国の人に比べて低いというのはどうしても不可解です。いろいろな理屈をつけて経済学者は説明をするかもしれませんが、私は日本社会の闇といいますか異常さを感じてしまいます。私たちの社会は至るところでいつも公明正大さに欠けているように感じますが、量子コンピュータの登場によってそれらが払拭される世の中がやって来るのではないかと期待してしまいます。そうなれば、GDPと所得が連動して、素直に見渡すことのできる日本社会になるのではないかと思います。
 そして、今年がその始まりの年になるのではないかと、私はポジティブに今年を考えたいと思っています。

 昨年12月は思いの外忙しく、ブログを書く時間もなかなか取れませんでした。書きたい話題はいくつか抱えていますので、追々アップしていくつもりです。
 本年もどうぞよろしくお願いします。