私たちのからだには、ケガをしても、病気に罹っても、それらを克服するための自然治癒力が備わっています。
 ですから、健康で快適な毎日を送りたいと思うのであれば、如何にして自分の自然治癒力を良い状態に保つか、ということに毎日取り組み続けることが必要になります。
 食事は大切です。休息も大切です。睡眠も大切です。適度な運動も必要ですし、ある程度の規則的な生活習慣も大切なことだと思います。

 昔から言われている「快眠・快便・快食」は大切なバロメーターです。

 また、なるべく病気にならないようにすることも快適な生活のためには重要なことです。そして、そのためのキーワードは「免疫力」になります。
 免疫力は、外部の病原菌やウイルスに感染しない力であったり、あるいはウイルスと共存しながらも発症しない力でもあります。
 ヘルペスウイルスは多くの人の体内にいます。しかし普段は細胞の中でじっとしていて何の症状も発することなく持ち主(宿主)と上手く共存しています。ところが何らかの理由で体力が落ちて抵抗力が低下しますと免疫機能がおかしくなって、帯状疱疹などを発症することがあります。
 ここに免疫機能の謎=神秘があります。
 今回の新型コロナウイルスに対して現在はワクチン接種によって感染者を減らそうとする試みをしています。
 ワクチンの考え方は、ウイルスを体内に入れたり、体内でウイルスをわざと発生させて、それに対する抗体を作ろうというものです。体内に抗体ができてしまえば、外部から侵入するウイルスに感染する前に抗体がウイルスを無毒化してくれることに期待することができるからです。
 つまり免疫機能には抗原抗体反応の原理があるわけですが、それだけでは説明できない事象もあります。例えばヘルペスウイルスのような常在ウイルスに対しても抗体はあるはずですが、普段は免疫機能によってウイルスを無毒化するような作用(反応)は起こっていません。何らかの理由でヘルペスウイルスが活動を停止していて、ヘルペスウイルスが不活性の状態のときには抗体も活動を停止しているのかもしれません。あるいはウイルスにも知性があって、今自分たちが活性化しても抗体に負けてしまうので、じっとその時を待っている状態になっているのかもしれません。そして、体力が弱るなどして、あるいは部分的に弱った部位などができますと、ウイルスが活性化して悪さをしはじめ症状が発症するという現象が起きるのかもしれません。いずれにしても、現代の科学ではまだまだ未知が多いと言えます。地球上生命38億年の神秘であると私は感じてしまいます。
 ですから、免疫機能にはいくつかの側面があるということになります。単に抗体が抗原を無毒化する反応だけが免疫力ではないということだと思います。私たちのからだはやはり神秘的です。

 ところで、免疫に関係する細胞としてT細胞とB細胞があることは現代科学でも解っています。T細胞はウイルスを攻撃したり、ウイルスの情報を収集してB細胞に送り、B細胞はその情報を元に抗体を作る働きをしているとのことです。
 そしてT細胞は胸の骨(胸骨)の裏側にあります胸腺で作られるとのことです。しかし、胸腺は思春期を境に衰退の過程に入り、高齢になると胸腺はほとんど活動しないためにただの脂肪組織に変わってしまうということです。
 もし、公に伝わっているように今回のコロナウイルスが本当に新型でこれまで存在しなかったウイルスであるならば、T細胞はそれを経験していませんから当然抗体は体内にありません。また、高齢者は胸腺が働かないために=T細胞が活動していないために抗体をつくることができません。ですから、高齢者が新型ウイルスに感染しますと免疫力を発揮することがむずがしくなるので、発症してしまう可能性が高まるというのは理屈に合うのだと思います。しかし反面、胸腺の発達している子供たちや若者たちはウイルスが体内に侵入したとしても、T細胞がそれを迎え撃ち、B細胞が抗体をどんどん作りますので、無症状あるいは症状が軽く済む可能性が高いと考えられます。
 下の図はそれを裏付けるような様相を呈しています。


コロナ死者


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