私の整体施術は技術的な面では現代科学(現代医学)をベースにして行っています。それは具体的には、骨、骨格筋(筋線維)、結合組織(筋膜や靱帯)を触ることから検査を始め、それらを直接揉みほぐしたり、指圧したり、手当てすることで施術を行っているということです。
 そして頭の中では、筋肉の連動、骨格の連動、熱、エネルギーの流れなどをイメージしながらその場その場での効率を考えながら、目的を達成できるようにしようとしています。ですから、ある症状に対しては”こうしなければならない”といった「施術マニュアル」のようなものはありません。

 ですから、たとえば「腰痛に対してはどのように施術するのか?」とか「顔の整体ってどんなものか?」と尋ねられても、サッと答えることができません。
 これまでブログやホームページにいろいろと書いてきましたが、それらは「傾向として」とか、「考え方として」とか、といったものであり、あくまでも「私の真実」というものです。

 私は筋肉の性質をざっくりと知っていると思います。それでも、触診をされない類の整形外科の先生よりはよく知っていると思います。しかしすべてを知っているわけではありません。
 ですから、常に謙虚でいることができます。言葉として発するわけではありませんが、解らないことは直接筋肉に話しかけたり、あるいはこちらの願いを訴えたりしています。

 「こうなってほしいんだけれど、どうすればいい?」

と話しかけています。

 ときどき自分の頭でたくさん考えても、あるいは筋肉や筋膜をいくら施術しても、らちのあかないことに出くわすことがあります。

 たとえば、ある人が坐骨神経痛の症状を抱えていたとします。私なりに施術をおこないますと施術後は症状が消失して快適になります。
 ところが、次回また同じような坐骨神経痛の症状を訴えて来店されます。すると、私は前回とは違う観点からアプローチしてみようと考えて施術を行います。そして前回とは違う理由で坐骨神経痛になっていたことがわかり、このときも施術後は症状が消えます。
 しかしまた坐骨神経痛の症状を訴えて来店されますが、そんなことが何度か繰り返されますと、さすがに私の見方のどこかが違っているのだろうか? と思うようになります。

 これまでの経験に照らし合わせても、自分の考え方ではどうにも根本的な解決に至りそうもないと感じることがあります。そんなときには自分の理屈や感性を一端全部オフにして、まっさらな心境で単純にクライアントを眺め、心の内側から答えがやって来るのを待つことがあります。5秒間くらいでしょうか、手の動きも、頭の動きも止めて心からひらめきがやって来るのを待ちます。
 すると大抵は、ヒントのようなものがやって来ます。そして、そのヒントに即して新たに考え方と施術を展開していきますと上手くいくようになるのがほとんどです。

 あるいは、施術の具体的作業をしている間に、次のヒントらしき思考がやって来ることもあります。

 こういった現象の具体的なイメージは私にしかわからないものだと思いますが、きっとこのようなことは皆さんにも起こることだと思います。
 但しそのためには、対話が必要不可欠なんだと思います。お客さんのからだや細胞と心の中で対話することによって、何が必要か、何をしてほしいのか、それを教えてくれているのだと思います。

 先ほど、私の施術にはマニュアルのようなものは無いと記しましたが、考え方や施術方法についての指針みたいなものはあります。しかし、それらは今説明しましたように、皆さんのからだと対話しながら、皆さんのからだから教えていただいたものによって築かれています。そして、それらの具体的なことについてブログやホームページに掲載しています。
 ですから、私の説明していることが優れているとか、正しいとか主張するつもりはありません。ただ、私の真実として受け止めていただければと思っていますし、それが少しでも皆さんの役に立つ情報になれば幸いですし、あるいは私の施術に興味を持って頂いて来店して頂ければ幸いだと思っています。

 世の中には、たくさんの情報が溢れています。正しいモノもあれば、まったく嘘の情報もあります。
 私はずっと一人で細々と整体院を運営していますが、私の真実、これだけがセールスポイントです。

足つぼ・整体 ゆめとわ
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