僧帽筋の「ゆ」による首の傾き
 この何日かで、首の傾きを修正してほしいという人が二人ほど来ました。
 一人は“お父さん”で、いつも赤ちゃんを寝かしつけるのに左肩に赤ちゃんの顔をのせるように抱っこしているという人です。もう一人は、高校生の時(10年以上まで)ずっとカバンを左肩にかけて通学していたという人です。
ともに僧帽筋の上部線維がゆるんで伸びてしまったという状態でした。
 この修正方法は単純ですが、僧帽筋線維の中で弛んでしまっている部分の働きを回復させることです。それはその部分に指先をあてて細胞の働きが良くなるようにするだけのことです。
 しかし、ちゃんとその部分にピンポイントであたらないと何の効果もありません。また、弛み具合(ダメージの強さ)によって一度の施術だけでは回復しきれないため、日々ご自分でケアしないといけない場合もあります。
 今回はお二人の内、高校生の時にカバンを掛け続けていた方の人は、日々のケアが必要な方でした。ケアの方法はお教えします。